hobc_0339|姦白宣言|つるみく

姦白宣言

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『hobc_0339|姦白宣言|つるみく』この【エロゲーム】の 作品名 や シリーズ名 や 品番|フルDL 無料エロゲ

  • 作品名    姦白宣言
  • シリーズ   
  • 品番     hobc_0339

『hobc_0339|姦白宣言|つるみく』この【エロゲーム】の サークル名 や 作者 や 出版社|フルDL 無料エロゲ

  • メーカー   つるみく
  • 作者     桜島サロマ子

    『hobc_0339|姦白宣言|つるみく』この【エロゲーム】の ユーザーレビュー や 口コミ や 評価|フルDL 無料エロゲ

    『hobc_0339|姦白宣言|つるみく』この【エロゲーム】の ジャンル や 発売日 や 収録ボリューム 等の情報まとめ|フルDL 無料エロゲ

    レビュー 3.75
    発売日2012-06-15
    作者桜島サロマ子 
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    メーカーつるみく 
    品番hobc_0339

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    『hobc_0339|姦白宣言|つるみく』この【エロゲーム】の あらすじ(ストーリー)|フルDL 無料エロゲ

    姦白宣言

    ───【園田財閥】。

    園田グループと呼ばれる一流企業が築き上げ、国内で五大財閥と
    謳われるほどまで成長を遂げた財閥の一つである。

    その園田財閥の総帥【園田栄一郎(そのだえいいちろう)】が
    危篤状態に陥ったという悲報が届いた。

    ───いや、むしろ『吉報』といった方が俺にとっては正しい。

    現総帥が居なくなれば、その後継者が必要だ。

    つまり、財閥の実権を握り、地位・名誉・金の全てを手に入れる
    機会が到来したという事である。

    若輩でありながら園田財閥の理事にして、財閥内でも高い影響力を
    持つこの俺【藤堂晃(とうどうあきら)】が、総帥の座に着く
    時が来たのだ。

    「───組織内では既に後継者を選抜する動きがあります」

    【園田栄一郎】危篤の報を告げに駆けつけた俺の優秀な部下が、
    言葉を続けた。

    「ククッ───まだ存命中だというのに、不義理な連中だな」

    予測通りの動きに、思わず笑いが込み上げる。

    同時に、選抜の候補に名乗りを上げる者、それを担ぎ上げる者、
    それらの全てが手に取るように読めるというものだ。

    「おや、意外な言葉ですね…本心からですか?」

    珍しくも呆けた顔をする部下から、後継者候補のリストを
    まとめた書類を受け取った。

    「もちろんだ、総帥には世話になったからな───」

    数年前まで、俺は園田グループに属する企業の商社マンに
    過ぎなかった。

    無論、ただの商社マンのままで終わるつもりなどなく、
    ここを起点として上層部まで駆け上がるつもりだった。

    園田財閥には『才能を持つ者は取り入れ、財閥の力とする』
    という方針があり、どんなに顔が利く人物であれ、力無き者は
    財閥という組織から降り落とされてしまうのだ。

    逆を言えば、その方針こそが園田財閥を支える力であり、
    五大財閥と呼ばれるまで伸し上がるに至った理由である。

    徐々に上り詰めていく計画だったが、俺の才能が園田総帥の目に
    止まり高く評価された事で、異例の昇格を遂げていった。

    「総帥のおかげで、予定よりも早くこの椅子に座れたからな───
    だが、そろそろ新しい椅子が欲しいと思っていたところだ」

    「ハハハ、やはりいつもの藤堂さんですね」

    ニヤリと笑みを浮かべる俺の顔を見て、部下がいつもの楽しげな
    表情を見せた。

    「そういえば、総帥不在の間は娘さんが代理人となるそうですよ」

    「ほう」

    総帥の娘か───パーティなどで見かけて少し話したな。

    退屈そうな顔をしながら、園田総帥の後をくっついて歩いてたので
    興味本位で話し掛けた記憶がある。

    確かまだ学生だったと聞いていたが…。

    まあいい───あの女が代理人ということならば、利用しない手は
    ないだろう。

    ますます運が向いてきたな。

    「さて、後継者選抜に参加する為に、まずはその総帥代理人に
    挨拶しにいこうか」

    部下を連れ、俺は部屋を後にした───。

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