天原埜乃– category –
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bpartner_0005|紅殻町博物誌|raiL-soft
主人公にはいまだはっきりしない幼い頃の記憶がある。それは子供の頃、山形の祖父母の家に預けられていた折り、おそらくは近所と思しい町の一角でよく遊んでいたというものだ。しかし彼が長じて、思い出話の折りなどにその町のことを話してみても、父母はどうにもその町のことははっきりとは知らず、主人公自身もその街並みがどこだったのか、記憶が定かではない。そんなある時、主人公が通っている大学の研究室で資料整理をしてい… -
bpartner_0017|妖刀事件 DL版|ライアーソフト
渋谷の裏路地。泥●していた主人公は、そこで刺殺死体に遭遇する。地面に無造作に横たわる死体、そこに突き刺さる1本の日本刀。事態はそこから始まる。憑かれたように、死体に突き刺さる刀に触れる主人公。その瞬間、主人公の手のひらに、刀の束が溶け込んでゆく。瞬間的に、流れ込んでくる、その死体が死の間際に見た映像と、その殺されるまでの感情の爆発。嘔吐しながら、主人公はその場から離れる。翌日。ニュースが伝える、殺… -
bpartner_0048|ハチポチ −Liar&raiL FanDisk−|ライアーソフト
自然が豊かなだけで、他にはなんにもない農村地帯。人々はといえば、毎日農牧に勤しみ、時たま開かれるバザーと、収穫祭を楽しみにのんびりと生きている。ドラゴンのような恐ろしい怪物がいるわけでもなく、魔法のような不思議パワーもない、特色のない世界。気づけば、ライアーソフトのキャラクターたちはそこにいた。何が起きたか明確に覚えている者はいなかったが、『水スペ』 のノブあたりならばこう叫ぶだろう──「ひ、ヒロ…
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