彩珠子– category –

公志は困惑していた。見ず知らずの女に、ペニスをさすりあげられていた。涼香と遊びに来た温水プールの中で、その女は唐突に忍び寄るとまるで旧知の恋人達が妖しいプレイをするが如く、さも当然のように公志を刺激しつづける。女性にしごいてもらうことなど、公志に取ってはうまれて初めての経験である。それも、公衆の面前で、だ。困惑と快楽の入り交じる中、されるがままで射精に至ってしまった。それが、公志の性に対する完全な…

公志は、わき上がる衝動を抑えることができなかった。寝ている女生徒に、いたずらをしてしまったのだ。無論それは許される行為ではなかったが、目を覚ました相手はそれに気づいた様子はなかった。だが、それでも公志は後悔していた。何も言えないような相手を好き勝手するだけで満足なのか？むしろ自分が誘導し、相手から求めさせることこそ至福なのではないか……。思い悩みながらも、公志は奏を相手に自分の度量を試してみること…

美久の魅惑的な唇は、公志をとらえて放さなかった。なかなか親しくできない彼女に対し、大きくアプローチをかけることにした。―だが、どうやって？あの唇に、自身の逸物を銜えさせるには…。最後の牙城、とも言うべき美久を相手取り、公志は落とすための手段を探し始める。あのベロで舐めあげてもらうには……よだれをすすり音を立てながら吸い上げてもらうには…。一方、あゆむは何をしようと慕ってくるのだった。警戒心が強くな…

「で、でも……コウちゃんのが大きくなりかけてるのを見たら……我慢できなくて……」公志は退屈していた。涼香、美久という女性を得て、思うように性的行為を命じ快楽を貪ってはいるものの、それにも飽きてきていた。涼香はこのところつけあがっているのか、寝ている間にも勝手に奉仕をしてくる。美久は従順に言いつけを守り性行為をするが、それだけでは物足りなくなってしまっているのだ。同じようなことを繰り返していては、そ…

「相変わらず元気ねえ……ちゃんと彼女にしてもらってるの？」公志は驚愕していた。かつて出会い、彼をこの道に誘い込んだ千聡と思いがけず再会したのだ。ふたたび股間をこすられ、至上の快楽を味あわされてしまう。学園に赴任してきた千聡に接し、公志に変化が訪れる。自分はこのように誰かに弄ばれた方が心地良いのではないか？他人を操作するよりされるほうが予期せぬ快楽を得られる。千聡の顔色を窺うだけで一喜一憂していたあ…

「責任取ってくださいね」公志はなぜか追い詰められていた。彼は平凡な日常を過ごし、そのまま進級していた。幼馴染みの涼香とクラスが別れてしまったのは残念だが、みんなのアイドル檻都さんとはまた同じクラスでよかった。そんなありふれた新年度のはずだったのだが。ちょっとつまづいて、とっさに手を伸ばしただけなのに。たまたまそこに居ただけなのに。あれは事故だったのに責任を取らされるだなんて……。笑顔で結婚を迫られ…