日神ひでお– category –

毎日が正夢のような感覚に陥っていく。 誰にも相談できぬまま、ある日突然、長年の片想いの相手が 何者かに犯●れる光景が浮かんできた。 この悩みを初めて相談すべく浮かんだ4人の女性。 担任、居候、転校生、そしてその片思いの相手。 この決断が事態を大きく変えるのか、それとも普段の日常を取り戻せるきっかけとなるのか…。

親に代わり世話をしてくれた叔父が亡くなり、遺産相続の話が舞い込んできた。 遺言には経営していたアミューズメント施設に兄と働き、従業員の女性2人に認められた方に遺産を継承すると書かれていた。 優秀な兄を出し抜き、遺産だけでなく女たちも独り占めするため、施設で働くことを引き受けた。

主人公・只野 敦（ただの・あつし）は、どこにでもいる平凡な大学生。ある日、病没した両親に代わって、なにかと面倒を見てくれていた叔父が亡くなり、敦は兄の嵐と一緒に、弁護士事務所の一室に集められる。叔父と懇意にしていた弁護士が言うには、二人にあてた遺言があるという。それによると、「ふたりには自分の経営するアミューズメント施設で働いてもらい、そこで働く2人の女性から認められた人間だけが、遺産を継承する」…

主人公・羽賀 敦（はが・あつし）は私立・霧乃坂学園の2年生。人生を彩る派手な大事件やアクシデントとは無縁の、これといって目立たない学生生活を、それなりに明るくハッピーに過ごしていた。しかし、ある日ふとした弾みに気づいてしまう。いつもと同じ日常。なのに、何かが違う。昨日までと、確かに違う日々が始まっている。そう。敦が送っているのは、たいして代わり映えのしない、しかし一日とて同じものの無い一日。その一…